よくある質問

1個から試作、販売することは可能でしょうか?

はい、もちろん可能です。 イセ工業株式会社では、自動車部品などの少量量産だけでなく、開発段階の「試作品(プロトタイプ)」を1個から製作することも、弊社の非常に得意とする分野です。

1個の試作における「コストの壁」とは

まず、お客様が「試作品1個」をご依頼される際に、最も課題となるのが「コスト」です。
もし、その試作品1個のために、量産品と同じように専用の「金型(かながた)」(パイプを曲げたり、潰したりする道具)や「治具(じぐ)」(溶接や組立のために部品を固定する道具)をゼロから設計・製作するとします。 その場合、金型・治具の製作費用(数万円~数十万円)が、すべてその「1個」の製品価格に上乗せされてしまうため、試作品1個あたりの単価が非常に高額になってしまいます。
解決策としての「ハンドワーク(手作業)」
そこでイセ工業株式会社では、お客様の「試作の目的」に応じて、必ずしも金型を必要としない工法=「ハンドワーク」による製作も積極的にご提案しています。
専門用語解説①:ハンドワークとは? 文字通り、熟練した作業者が持つ「手作業の技術」を駆使して製品を製作する方法です。NCパイプベンダー(自動曲げ機)やプレス機といった量産設備を使わずに、汎用的な機械(コンタマシン、TIG溶接機など)を使い、一つひとつ作り上げます。
専門用語解説②:「切った貼った」とは? ハンドワークの代表的な手法です。例えば、パイプの「曲げ」部分を製作する場合、
金型工法: 1本のパイプを金型で滑らかに「曲げる」。
ハンドワーク: パイプを複数の短い筒状に斜め切り(切った)し、それらを輪切りにして角度をつけながらTIG溶接でつなぎ合わせる(貼った)ことで、曲げ形状を再現します。 (この手法は、見た目がエビの背中に似ていることから「エビ管(えびかん)」とも呼ばれます)

お客様の「目的」に合わせた最適な工法を選びましょう

この「ハンドワーク(切った貼った)」による試作には、明確なメリットとデメリットがあります。
メリット: 金型製作が不要なため、圧倒的な低コストと短納期(最短数日)で、形状や機能を確認するための「現物」を手にすることができます。
デメリット: 溶接箇所が多くなるため、金型で曲げた製品に比べて外観の美しさは劣ります。また、厳密な寸法精度も金型工法には及びません。
だからこそ、イセ工業株式会社はお客様にこうお伺いします。 「今回の試作で、お客様が『譲れない部分』はどこですか?」
例1:『とにかく形状と機能が確認できれば良い』 → ハンドワーク工法を推奨します。コストと納期を最優先しましょう。
例2:『展示会に出すので、外観の美しさが最重要』 → コストはかかりますが、金型工法(あるいは弊社の既存金型を流用できる設計変更)をご提案します。
例3:『強度の耐久試験に使いたい』 → 溶接部(貼った部分)の強度を考慮し、最適な工法を一緒に検討します。

欲しいものを、最適なコストで作りましょう

「試作品1個だけれど、どこに頼めばいいかわからない」 「予算は無いが、どうしても現物で機能確認がしたい」
このようなお悩みこそ、ぜひ弊社にご相談ください。 お客様の「譲れる部分」と「譲れない部分」、そして「ご予算」を正直にお聞かせいただければ、弊社の持つあらゆる技術(金型工法、ハンドワーク、既存型流用)を組み合わせて、お客様にとっての「ベスト」な試作プランをご提案し、お見積もりいたします。
まずはお気軽にお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。

ステンレス・アルミパイプ 受託加工センター
ステンレス・アルミパイプ受託加工センターでは、創業以来積み重ねてきたノウハウと、
社内一貫製作により多種多様なパイプ部品の製造を試作開発から量産までトータルサポートいたします
 

積極的なVA/VEによる技術提案によりお客様のニーズにお応えいたします